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ニコニコメドレーを御三家断ちして、DTM難聴に苦しみながら作る様子を淡々と説明するブログです。過度な期待はしないで下さい。

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エンドレスエイトは本当に同じ話なのか。
ハルヒのOPを聞きたくて某所に行ったらあった、みっつの同じような話。
気がついたら、その三つを何回も見比べていました。
そして至った結論・・・それは、

「全然同じ話ではない」

です。
一見同じように見える、第12話~14話。
しかしながら、私には全然違うように見えました。
それは何故か・・・。
長門有希の行動と記憶、キョンと長門有希の接触時間の違い、そして、朝比奈みくるの存在です。
まず、第12話と13・14話の決定的な違い。
それは、朝比奈みくるの告白です。
13話・14話ではあったそのシーンが何故12話でなかったのか。
それは、ハルヒが12話の最後のSOS団との会話にあるのではと考えられます。
この会話の途中で、ハルヒは、「夏休みがずっと続けばいいのに」と考えたと勝手に推測すると、12話と13話・14話が全く違う話だという考えが出てきます。
この考えが正しいとなると、第12話目のエンドレスエイトは、第一回目の世界となります。
そう考えると、何故朝比奈みくるが15498回目まで未来へ帰る事が出来なくなった事を知らなかったのか・・・という疑問が出てきます。
ここもこう考えられます。
朝比奈みくるの身体に未来へ帰らないといけなくなる異常が15498回目に初めて現れた。
です。
何故そう考えたのかですが、それは第13・14話の長門の告白にある台詞です。
金魚すくいをやらなかったパターンや、アルバイトの種類の違いなど、同じ時間、イベントの繰り返しの中でまれに違うイベントが現れています。
そこから推理すると、朝比奈みくるの告白イベントが起きた15498回目が非常にまれなイベントである事が分かります。
では、何故、15499回目でも朝比奈みくるが未来へ帰る事が出来なくなった事に気付いたのかという疑問も生まれてきます。
それは、こう考えられます。
朝比奈みくるの身体が15498回目と同じ状態になるようリセットされてしまったから。
これが、第13話と第14話の話が同じ話ではないという根拠の一つです。
それに、そう考えないと、15500回目でエンドレスエイトが終わるという可能性が消えてしまいます。
次に、長門有希の記憶と行動です。
何回も書いていますが、第13話は長門有希にとっては15498回目であり、第14話は15499回目です。
そこだけかよ!って突っ込まれるかもしれませんが、そうではありません。
それは、プールでの行動にあります。
休憩している時の長門有希の行動は、
第12話:木漏れ日のある日陰でタオルを膝にかけ、地面に座って休憩。
第13話:プールサイドにある屋根のある休憩所のところで体育座りで休憩。
第14話:日の当たるところで立って休憩。
です。
この行動の違い・・・というか、第13話と第14話の行動にどんな違いがあるのでしょう。
ウィキのキャラ設定を読んでみましたが、この行動の違いの根拠を裏付ける設定は書いてありませんでした。
宇宙人だから14話で太陽の光を異常に欲しくなったのだろう・・・という考えもありましたが、長門有希という宇宙人がそういう生物なのかが全くかかれておらず、それを根拠にするのは十分な証拠が足りないので、その推理ははずしました。
なので、長門有希のこれまでに放送された話の行動から、推理してみました。
長門有希には、運動などをする場合を除き、殆どを日陰で過ごす傾向があるようです。
それなのに、第14話では日の当たるところで立って休憩しています。
これは、長門有希の行動としては非常に不自然です。
しかし、それだけでこの行動が不自然だと決め付ける事は不可能です。
しかし、長門有希の第14話の日の当たるところで立って休憩が異常である根拠は第13話にあります。
それが、第13話と第14話のキョンと長門有希の接触時間の違いです。
第13話の途中の、ファミレスで解散した後、第14話ではないキョンとの接触シーンがあります。
この時の様子から、長門有希には、何らかの異常に襲われていた可能性があります。
前提として、キョンには長門有希のわずかな表情の違いから、長門を理解する力があるようです。
それに第13話ではキョンは気付き、無意識に声をかけてしまったのではないかと推理します。
しかし、第14話ではこのシーンはありません。それは何故か。
それは、第13話で起きた体の異常を、第14話の日の当たるところで立って休憩するという行動で回避したからではないかと推理します。
こう考えると、一見同じに見える長門有希の行動の違いが何を表しているのか分かると思います。
そして、自分の事を考えてした第14話での長門有希の行動が、結果としてキョンに世界の異常を気付かせるタイミングを遅らせてしまい、第13話よりも悪い形で15499回目の世界が終わってしまったのではないかと推理します。
これが、第13話と第14話の話が同じ話ではないという二つ目の根拠のです。
この二つが、一見同じように見える第13話と第14話のエンドレスエイトが全く違う話であるという結論の根拠です。
恐らく、15500回目のエンドレスエイトで、長門有希はまたどっかの日陰に座って行動するでしょう。


追記:原作のエンドレスエイトで使われているオチはああいうものですが、原作でのハルヒの考えたタイミングがその時なだけであり、アニメでのエンドレスエイトのオチが違うものになる可能性は十分に考えられます。それが、第12話でのハルヒの考えのタイミングです。
第12話の最後のあのタイミングでハルヒが何を望んでいたのかは分かりませんが、第13話と14話でハルヒが望んだ夏休みの最後はキョンが気付かなかっただけで、原作通りのオチであるのは間違いありません。
なので、ハルヒの考えの力がいつ出るのかによって、オチは変わると十分に考えられます。
これだけの事をした京アニですから、原作でなかったオチを持ってくるのではないかと勝手に期待しています。
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